「本拠地は燃え上がる」田中碧らを擁し、独1部復帰へ! デュッセルドルフ指揮官が決意。第1戦はボーフムに3発完勝も慢心ゼロ
「今、多幸感は我々の敵だ」
田中碧、アペルカンプ真大、内野貴史を擁し、ドイツ2部で3位に入ったデュッセルドルフは現地時間5月27日、浅野拓磨が所属する1部で16位のボーフムと、入れ替えプレーオフの第2戦をホームで戦う。23日の第1戦は3-0で完勝しており、かなり有利な状況だ。 【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! ただ、慢心は一切ない。クラブ公式サイトによれば、ダニエル・ティウネ監督は前日会見でこう決意を示した。 「このような結果の後に多幸感でいっぱいになるのは普通だ。しかし、それは外から来るものだ。チーム内での意思統一は問題ない。ファーストレグの後、チームがすぐ次にフォーカスしていたのが印象的だった。この2日間もそうだった。 (試合翌日の)金曜日はリカバリーを中心に、土曜日は内容の部分にフォーカスした。試合の流れのなかで、我々にとって悪い方向に進みそうな場面もあったが、特に良かった部分も再確認した。最も重要なメッセージは『まだゴールまでの道中』ということだ。今、多幸感は我々の敵だ」 第1戦では田中が相手の浅野と共に先発し、アペルカンプと内野は87分から出場した。 指揮官は今回の先発について、「同じメンバーで臨む可能性が高い。彼らは非常に良いプレーを見せた。どこまで回復しているか確認する。もちろん、ベンチもクオリティがある」と考えを明かすと、続けて本拠地の雰囲気に言及。「スタジアムは燃え上がり、最大限のサポートを受けられるだろう」と大きな期待を込めた。 「1本1本のパスにも守備のタックルにも応援が必要だ。選手たちを応援し、最大の目標を達成するために力を貸してほしい」 街全体で必勝態勢を整えるデュッセルドルフ。2019-20シーズンに17位で降格して以来、5年ぶりのトップリーグ参戦を果たせるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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