【NKB】NIIZUMAX!の引退試合は負傷判定でドローに
NKB日本キックボクシング連盟「冠鷲シリーズvol.3」 2024年6月29日(土)東京・後楽園ホール 【写真】両者が同体で倒れる瞬間 ▼セミファイナル ライト級 3分3R △山本太一(ケーアクティブ/同級5位) ドロー 負傷判定0-0 ※30-30×3 △NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーライト級1位) NIIZUMAX!の引退試合として行われる。43歳のNIIZUMAX!は2004年2月1日に後楽園ホールでプロデビューし、キャリアは実に20年の大ベテラン。対する山本は6勝(4KO)7敗3分で、これがNKBランカーとなって初の試合となる28歳。 1R、サウスポーの山本に極真空手で培った変則的な軌道の蹴りを放っていくNIIZUMAX!。ノーガードで左ローを蹴るNIIZUMAX!に、山本が左から右フックを打つ。NIIZUMAX!の蹴りに合わせてジャブを伸ばす山本。リングを大きく回ってNIIZUMAX!を動かせる。NIIZUMAX!は組みつくと身体を浴びせ倒す。 2R、NIIZUMAX!が放ったカカト落としを受け止めた山本は、抱え込んで投げる。NIIZUMAX!はクネクネと変則すぎる動きで前進し、後ろ蹴り、ハイキック、左ローと蹴りを出していく。さらに山本の左ストレートにもぐりこむような右ボディストレート。右フックから左ハイを放つNIIZUMAX!、その蹴り足を抱えて倒した山本はなんと踏み付けの動きを見せた。 3R、NIIZUMAX!はサイドキックからフグトルネート、右ミドルを連発して前へ出る。それを右フックで迎え撃つ山本は、足を引っかけながらNIIZUMAX!を浴びせ倒してNIIZUMAX!の後頭部をマットに叩きつけた。立ち上がったNIIZUMAX!だがすぐに倒れ、まともに歩くことも出来ない状態に。 NIIZUMAX!にはインターバルが与えられたが、レフェリー陣が協議した結果、試合続行不可能と判断されてここまでの判定に。負傷判定の結果、ドローとなった。
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