ダニ・オルモ&パウ・ビクトルの選手登録に苦しむバルセロナ、裁判所に訴えを起こす…ガビのように暫定措置での登録狙う
バルセロナが24日、バルセロナ第10商業裁判所に対して、暫定的にMFダニ・オルモ&FWパウ・ビクトルの選手登録を認めるよう求めた模様だ。『マルカ』などのスペインメディアが報じている。 財政難のバルセロナは現状、ラ・リーガのサラリーキャップを超過しているために、オルモ&パウ・ビクトルをシーズン後半戦で選手登録することができない。シーズン前半戦ではDFアンドレアス・クリステンセンが長期離脱となり、その給与分の80%を他選手の支払いに充てられたが、デンマーク人DFが間もなく復帰を果たすことになるためだ。 バルセロナは先に、年間1億2700万ユーロともされるナイキとの新契約に合意したが、それでもラ・リーガはサラリーキャップの問題をクリアしていないと結論づけた模様。これを受けた同クラブは、先にジョアン・ラポルタ会長が公言していた通りに、ラ・リーガを裁判所に訴えることで選手登録を実現させる考えという。 バルセロナは過去、MFガビの選手登録もラ・リーガに認められず、裁判所に訴えることで暫定措置的に登録を可能にしている(今なお係争は続いている)。オルモ&パウ・ビクトルについても、同様に措置を求めたようだ。 ガビの件も取り扱っている第10商業裁判所の裁判官は、27日にもオルモ&パウ・ビクトルの選手登録を暫定的に認めるか否かを決定する見通し。もし拒否された場合、バルセロナは異なる手段を探すことになるようだ。