「偉大なチームはどんな状況でも巻き返せる」マンチェスター・U指揮官アモリムが初のダービーへ
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、初のマンチェスターダービーに向けてコメントした。 11月にエリック・テン・ハーグ監督の後任としてスポルティングCPからマンチェスター・Uに引き抜かれたアモリム監督。低調な戦いを続けていたチームは、同指揮官の下で好スタートを切ったかに思われたが、先週末にはノッティンガム・フォレストにホームで敗れてリーグ戦2連敗を喫し、いまだに13位に沈んだままだ。 そんなマンチェスター・Uは15日にエティハド・スタジアムでの宿敵マンチェスター・Cとのダービーを迎える。この一戦を前にプレスカンファレンスに出席したアモリム監督は、スポルティング時代に4-1で勝利した相手との再戦に向けて「偉大なチームはどんな状況でも巻き返すことができる」と話し、自身の考えを続けた。 「彼らは試合の理解やプレースタイル、自信という面で我々よりも良い状況だ。このような状況であっても、我々には我々のチームのことだけに集中するための多くのことがある。我々は日曜日に偉大な相手と対戦し、私は我々の問題により集中している。我々には多くの問題があるんだ」 「通常のダービーのようにとらえることはできない。タイトルを懸けて戦ってきた2つの偉大なチームによる対戦のようであるべきだが、今はただそのような状況ではないだけだ。だから、これはとても良い相手との試合だ。両チームともに苦しんでいるから、将来的にダービーの本物のフィーリングを感じられることを願っている」 また、マンチェスター・Cがスポルティングからウーゴ・ヴィアナ氏をスポーティングディレクターに引き抜いたことから、将来的にはジョゼップ・グアルディオラ監督の後任になるのではないかともされたアモリム監督だが、その噂を否定した。 「話し合いはまったくなかった。これ(マンチェスター・U)が私の唯一のオプションだった。マンチェスター・ユナイテッドが私に接触したとき、私はすでにその可能性があると考えていたから、何の迷いもなかった。マンチェスター・シティやウーゴ・ヴィアナ、この件については何もなかった」