松江の茶の湯文化伝承を…縁の深い田部美術館で地元の園児がお点前披露(島根)
山陰中央テレビ
大名茶人の松平不昧公ゆかりの品々を含む茶道具などのコレクションで有名な松江市の美術館でお茶会が開かれ、招かれた園児たちがお点前を披露しました。 園児: 「お点前頂戴いたします」 立派にお点前を披露したのは、松江市の暁の星幼稚園の園児たちです。松江市の田部美術館では、子どもたちに城下町・松江で受け継がれる茶の湯の文化に触れてもらおうと、20年ほど前から市内の園児たちを招いてお茶会を開いています。 窓からのぞく庭もうっすら雪化粧。趣のあるしつらえの中、園児たちは少し緊張した面持ちで、主と客を代わる代わる務め、お茶とお菓子を味わいました。 園児: 「おいしい」 「お茶を混ぜるところが楽しかった。お菓子に蛇が書いてあった。美味しかった」 「お菓子食べるところ楽しかった」 園児たちは、これまで何度か稽古を重ねたということで厳かな雰囲気の中、城下町の伝統を感じるひとときを楽しんでいました。
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