伝説のメルセデス190E 2.5-16 EvoIIへのオマージュ「HWA Evo」は1億円オーバーでも限定100台はほぼ完売!
すべてはスケッチから始まった
「HWA Evo」は伝説の「190E 2.5-16 Evo II」を意識的にモデルとしているが、デザインのベースとなったのは、デザイナーのカイジル サリーム(thekyza)が2022年2月にInstagramで発表した「Evo II」と名付けられたイラストだった。その後、HWA社の創設者であるハンス ヴェルナー アウフレヒト氏と協議を重ねてデザインを最終決定した。
これを実現するために、メルセデスAMGで10年間チーフデザイナーを務め、「メルセデスAMG GT3」や「GT4レーシングカー」、「AMG GT Black Series」などのデザインを担当したエドガー チュー氏がデザイナーとして迎え入れられた。
クラシックとモダンのバランス
カイジル サリームとのコラボレーションで制作された「HWA Evo」の最初のモデルで、特に注意が払われたのは、クラシックなフォルムを現代に取り入れることだった。チュー氏は、この難しさを次のように説明している。「クラシックなデザインにLEDライトなどの最新のソリューションを使用する際のバランス取りに苦労しました。」
最初のスケッチでも、「HWA Evo」は「190Evo II」へのオマージュであることが明らかだった。もちろん、張り出したホイールアーチ、フロントスプリッター、特大のリヤスポイラーは、オリジナルデザインの6本スポークリム(245/35 ZR19および265/35 ZR20)と同様に、デザインの一部となっている。興味深いことに、このプロトタイプにはDTMデザインと6本スポークデザインの2種類のホイールが存在する。
ボディの大部分はカーボン製
ボディの大部分はカーボン製で、全長4.58メートル、全幅1.91メートルの「HWA Evo」の重量は1,360kgになる見込みだ。重量配分は50対50を目標としているそうだ。しかし、よく見ると、いくつかの微妙な違いが見られる。例えば、ラジエーターグリルは黒く塗装され、LEDヘッドライトで縁取られている。リヤにも、このレストモッドには現代的なLEDリヤライトが装備されている。もちろん、メルセデスのスリーポインテッドスターは見当たらない。この「Evo」はHWAの製品なのだから。
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