米女子ツアーの賞金は日本の5倍!? 総額200億円35試合の2025年全日程を発表
11月20日、米女子ツアー(LPGA)は、2025年シーズンのスケジュールを発表した。2024シーズンは笹生優花が全米女子オープン2勝目を挙げ、古江彩佳がアムンディ・エビアン選手権でメジャー初優勝を飾るなど、日本選手が活躍。来季は日本の年間女王・竹田麗央が参戦するなど、さらに注目度が高まっている。 ネリー・コルダが水着になった!
●2025年の賞金総額はLPGAツアー史上最高額を記録
2025年に75周年を迎えるLPGAは、節目の年に、ツアー史上最高額となる1億3100万ドル、日本円にしておよそ200億円(154円で計算)以上の賞金総額で開催することを発表。2024年の日本ツアーの賞金総額約44億円と比較すると5倍近い規模を誇る計算だ。 開幕戦(ヒルトングランデバケーションズトーナメント)は2024年より2週間遅く、1月30日にスタート。米国14の州と11カ国で35試合(うち公式33試合)を開催。2つの新規大会が加わった。5月の「ブラックデザート選手権」(ユタ)と同月の「リビエラ・マヤオープン」(メキシコ・カンクン)。ブラックデザート選手権では国内戦唯一のプライベートチャーター便が選手に提供されるという。
●選手の負担も配慮!?
2025年の賞金総額は、75年の歴史の中で最高額を誇り、過去4年間で6200万ドル以上、2021年から約90%も増加した。 また、9つの大会が2024年からの賞金増加を発表しており、その中でも「FM選手権」は非メジャー大会と「CMEグループ・ツアー選手権」を除く大会として初めて賞金総額400万ドルを突破。今後もさらなる賞金増額の発表が予定されるという。 LPGAコミッショナーのモリー・マクー・サマーン氏は「2024年シーズンはLPGAツアーにとって歴史的な成長の年となりました。そしてこの2025年のスケジュールを通じて、その成長をさらに発展させていきます。増加した賞金額、選手環境の向上、地理的な移動の効率化、そして長めのオフシーズン設定が特徴です」と、ツアーの成長や選手へ負担軽減などを語っている。