2024年に30歳となりH(クラシックカー)ライセンスを取得する車14台 そのうちの1台はSUVブームの先駆者のあの日本車だ
「ルノー ラグナ」や「サーブ900クーペ」のようなようやく手の届くようになった上流階級の快適さに加えて、40バルブV8から381馬力を発生する「フェラーリF355」のような、永遠に手の届かない贅沢ももちろんある。「F355」も誕生から早や30年。感慨深いものがある。そう、1994年は、数少ない大衆車に恵まれた年だった。さあ、栓を開けよう!
BMW 3シリーズ コンパクト
“子供、もう30歳!” もうすぐHナンバープレートの対象となるクラシックカーのリストを見ると、毎年そう思う。ずんぐりむっくりしたお尻を持つBMWもまたヒットした。1シリーズの祖先は、3ドアモデルの短縮版として登場し、10年間製造された。当初は102馬力だったが、1年後には140馬力のガソリンエンジンと90馬力のターボディーゼルも設定された。
メルセデスC 36 AMG
こぼさず、大きく:メルセデスは、190型に代わる新しいW202型シリーズを発表し、正式名称をCクラスとした。直列6気筒エンジンの280馬力は、0-100km/h加速を6.7秒で加速させるのに十分だった。1993年末に受注が開始され、翌年には納車された。価格は当時10万マルク(約820万円)弱。
アルファロメオ スパイダー
アルファロメオが世に送り出した数多くのロードスターデザインの中でも、最もエキセントリックなもののひとつであったことは間違いない。初めて前輪駆動が採用されたことで、当初は伝統との決別に不安を抱いたファンもいたが、安全性が高まった。エンジン:4気筒140馬力、1995年からは6気筒192馬力(後に240馬力)。
アルファロメオGTV
よりスポーティな選択肢、GTV。当時、我々はこのクルマに「サンダーボルト」というニックネームをつけた。このウェッジシェイプは、アルファロメオ スパイダーでさらに顕著になった。アルファは当時、いち早くこれを実現し、多くのメーカーがこのトレンドセッターを真似た。GTVは当初、150馬力の4気筒ガソリンエンジンを搭載していたが、翌年にはV6で200馬力、2003年には255馬力を搭載した。