テイクイットオールが激戦を制す 三浦皇成「キズナの子らしく軽さがあります」【東京5R・2歳新馬】
13日の東京5R・2歳新馬(芝1600メートル)は、6番人気で三浦騎乗のキズナ産駒テイクイットオール(牡・中竹)がゴール前の激戦から抜け出して勝利した。勝ち時計は1分37秒8(良)。 好スタートから好位につけると、終始いいリズムで追走。前半5ハロン64秒1という超スローペースで、レース上がり3ハロンが33秒7という瞬発力勝負になった。ゴール前は4頭横並びの追い比べ。これを上がり33秒2の切れ味でクビ差制した。 三浦は「まだ返し馬から緩くて子供っぽさもあり、初戦向きのイメージではなかったのですが、本番に行ってエンジンがかかってからの切れはとてもいいものがありました」と目を細め、続けて「距離は延びていいと思いますし、キズナの子らしく軽さがあります」と高く評価。2歳部門も含めて、リーディングサイアー争いトップを走るキズナ産駒の勢いが止まらない。
東スポ競馬編集部