SixTONES、6人が揃った時の爆発力 冠番組で見えるメンバーが本気で楽しむからこその面白さ
SixTONESの冠番組『Game of SixTONES SP』(日本テレビ系)が1月1日に放送された。9月にSixTONES初の冠番組の2週目として放送された同番組は、SixTONESが豪華ゲストを迎えて、絶対にやってみたくなる“新作ゲーム”を全力で楽しむゲーム&トークバラエティだ。 【写真】意外?王子のような衣装をまとったSixTONESと菅田将暉 今回、2回目が放送されるに至ったのは、初回の放送が好評だったからに違いない。そこで今回は、SixTONESとバラエティ番組の相性の良さについて改めて考えてみたいと思う。 まず大きな要素としては、番組の中だけでなく日頃から多くの会話があるグループだからだろう。実際に2021年に『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)に菊池風磨(timelesz)がゲストで訪れた際、菊池は、森本慎太郎と田中樹に対して「あんたたちさ、始まる前からしゃべってるじゃん、1時間くらい。仲良いよね」と驚いていた。SixTONESの仲の良さや、日常的に会話が生まれている様子を窺わせた。 さらに、YouTubeやラジオ番組の他の放送回を聴いても思うことだが、台本にはない、その場で生まれたノリでメンバー同士が本気で笑い合うのも、SixTONESの特長だ。だからこそアドリブ要素の多いバラエティ番組でも、彼らの強みが活きるのではないかと想像する。実際、初回の放送でのゲーム「リップシンクギャグバトル」「サイズの晩餐」「キメ顔にらめっこ」「そいや!そいや!」の4つどれもが、事前に用意できない運要素の強いゲーム。それらに本気で挑み、メンバー同士でツッコミあいながら進めていくさまは、見事であった。特に、「キメ顔にらめっこ」に森本が挑戦した際、味方であるはずの松村北斗が「出た! 慎太郎の涙袋出す顔」と一言。これを聞いた森本が笑いを堪えられなくなった姿に、決して用意していた笑いではなく、これが彼らの自然体なのだと思った。