かたつむりで行こう会 SOSフェスタ 日常から健康づくりの実践を【山陽小野田】
第15回SOS健康フェスタは17日、厚狭地区複合施設で開かれた。健康づくりに関するイベントや講演会を通して、来場者たちは改めて自身の日常生活を見つめ直した。SOSかたつむりで行こう会(小柳朋治会長)主催、山陽小野田市共催。 山陽小野田市が11月に設定しているスマイルエイジング強化月間にちなんだ催しで、市民が心身ともに元気に過ごし、生涯を通じて健康づくりを実践できるようにと毎年開催。今年のテーマはは「ひと まち スマイル つながりつづけて15回(いこうかい)」。 医師会講演会は山口労災病院産婦人科の山下裕幸医師が「女性として-自分らしく年を重ねるために知っておきたい女性の病気」と題して女性特有の病気について説明。「子宮体がんは60歳代が最も罹患(りかん)率が髙い。更年期障害の症状があれば気軽に相談して」と注意を呼び掛けた。口腔(こうくう)ケアや薬に関する講演会もあった。 健康コーナーには多くのブースが設けられ、県理学療法士会はロコモ度チェックを実施。40㌢、70㌢など高さの違う台に座ってスムーズに立ち上がれるかで測定した。血管年齢、骨密度測定などのブースでは自分の健康状態をチェック。包帯巻き体験では看護師が正しい巻き方を指導した。 ヘルシーな飲食バザーも好評だった。市食生活改善推進協議会が地元食材をふんだんに使って提供した「元気のりのり汁」コーナーには長蛇の列ができていた。同フェスタに合わせて子どもたちから公募した作品コンクールなどの表彰式もあった。 コンクールなどの受賞者は次の通り。(敬称略) ◇絵画▽最優秀賞=田村優夏(有帆小1)▽市長賞=鈴木陽茉莉(日の出保育園年長)▽会長賞=内田皇冴(高千帆小2)◇書道▽最優秀賞=石田日南(小野田中2)▽市長賞=溝岡芙美乃(小野田小百合幼稚園年長)▽会長賞=山下理央(小野田小5)◇川柳・標語▽最優秀賞=篠原美奈(小野田高1)▽市長賞=國吉優月(厚狭小4)▽会長賞=小尾野雅史(一般) ◇市やまぐち健康マイレージ事業表彰(企業部門)=村重医院リハビリテーション科