「カギあいてます。どなたか犬をもらって」と民家に張り紙 劣悪な環境に残されたミニピンを救え
元気に走り回るようになり、幸せも掴むことができた
「接着剤でもつけているのか」というほど人に密着するトビーは、かなりの甘えん坊。ただ、あの劣悪な屋内しか知らないこともあり、かなりビビりで、初めての環境に当初はドギマギ。散歩で外へ連れて行っても動けずに震えて固まってしまいました。 それでも、他のワンコたちがうれしそうに走り回る様子を見て、数日後には自らも走り回るようになりました。 保護時のSNSでの呼びかけから「迎え入れたい」という里親希望者さんからの申し出もあり、ほどなくしてトビーはこの方の家でトライアル。すぐに馴染み、この家がトビーの「ずっとのお家」になりました。 あの民家にいたままであれば、幸せをつかむことはまずなかったことでしょう。新しい家で過ごすトビーの姿に「本当に良かった」と思いました。 (まいどなニュース特約・松田 義人)
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