「日韓戦の重圧を乗り越えた」敵地で日本男子バスケに競り勝った“若き韓国代表”を指揮官がベタ褒め! 27得点のエースは「すごく楽しめた」
7月5日、東京・有明アリーナで行なわれた男子バスケットボールの国際強化試合で、日本代表(FIBAランキング26位)は韓国代表(同50位)と対戦し、84-85で敗れた。第1クォーターを15-13でリードしたものの、その後はオフェンスが停滞し、第3クォーターを終えて52-72と大きくリードを許してしまう。それでも第4クォーターに盛り返して残り1分で逆転に成功したが、最後は残り0.9秒で相手にフリースローを与えて惜敗を喫した。 【PHOTO】パリ五輪に挑むバスケットボール男子日本代表の候補最終メンバー16名を一挙紹介! 日本にとっては手痛い黒星となったが、平均年齢25.5歳と若く、“五輪不出場組”の韓国にしてみれば実り多き勝利だ。チームを率いるアン・ジョンホ監督は「準備期間がきわめて少なく、選手たちのコンディションが整っていない状況でしたが、選手たちが覇気と精神力で日韓戦の重圧を乗り越えてくれたことを誇りに思う」と称えた。 そのうえで、「第3クォーターまではプラン通りの守備を維持していましたが、第4クォーターに入ってスタミナが切れてしまいました。そこから開き直って引いた守備で粘ったこと、一時逆転されたこと、さらに逆転して勝ち切ったこと、それらすべてが若い選手たちの良い経験になったと思います」とコメントした。 両チーム最多となる27得点を叩き出したエースのイ・ジョンヒョンも手応えを掴んだようだ。こちらは「今日は本当にタフな試合でした。それでも最後まで力を合わせてプレーし、勝利という結果を得られて良かったです。 最後に追い上げを許したのは残念でしたが、素晴らしい試合ができたと思う。個人的にはすごく楽しかったです」と語って笑顔をみせた。 さらにナンバー6を背負った27歳は「第4クォーターはかなりバランスが悪かった。ファウルを誘おうとしたのですが取ってもらえず、どんどん苦しくなって…。だからもう運に頼らず、最後まで積極的に攻めに行こうとみんなで話しましたね。そのおかげで幸運にも勝利できました」と振り返り、「すべての選手が一歩成長できたと感じています」と胸を張った。 日本vs韓国戦の第2戦は7月7日、同じ東京・有明アリーナで開催される。 構成●THE DIGEST編集部
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