骨折して歩けないノラ猫を道端で発見。1年半後のゴロゴロ甘える姿にキュン
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.144】 骨折が見られ、立つこともできない状態から奇跡の回復を遂げたのは、いんぬさん(@ynu_w)宅で暮らす、ごんべいくん。 【画像】元気になったごんべいくん 2022年12月13日、飼い主さんは学校帰りに、身動きが取れなくなっていたごんべいくんを保護しました。
溝の中で動けなくなっていた野良猫を保護!
学校が終わり、友人と自転車で帰宅していた飼い主さんは歩道の脇で“動く何か”を発見。一度は避けて通ったものの、気になり、その場所へ戻ってみると、溝の中に猫の姿が……。 「前足を上手く使えず、歩けない状態でした。その日はとても寒く、このままでは死んでしまう、どうにかして助けたいと思い、着ていたウインドブレーカーで覆ってお母さんに電話しました」 併せて動物病院や動物保護団体にも連絡をしたものの、時刻が19時を過ぎていたこともあり、繋がらず。そこで、迎えに来てくれたお母さんと帰宅し、後日、動物病院へ向かいました。
安楽死の選択もあるほどの重症
野良猫だから警戒心が強くて、治療が難しいのでは……。飼い主さんは、そう思っていましたが、予想に反し、ごんべいくんは大人しく、スムーズに動物病院へ連れて行けたそう。検査の結果、両前足と骨盤の骨折が判明。獣医師からは、安楽死の選択もあるほど厳しい状況であると告げられました。
ごんべいくんと共に生きることを決意
「手術はリスクも高く、麻酔から覚めるか分からない状態だとも言われました。だから、家族や先生たちと話し合い、自然治療をしていくことに決めたんです」 この子はもう思いっきり地上を走ったり、高いところにジャンプして遊んだりすることはできないだろう。でもこの出会いは決して偶然ではなく、何かの運命だ。これから先は自分たちが責任を持って面倒を見ていこう――。そう決心し、飼い主さんはごんべいくんと共に生きる道を選択したのです。
立つことすらできない愛猫を懸命にサポートした日々
保護後1ヶ月は立つことすらできなかった、ごんべいくん。排泄は、ペットシーツの上で行っていました。そんな姿を見て、飼い主さんは心配が募り、ケージの前で眠る日々。その中で、ごんべいくんとの間に少しずつ信頼関係ができていきました。 「ある日、少しずつケージの中に入ってお腹を撫でていたら、いつの間にかごんべいと一緒に寝ていました。その時、ごんべいはとても優しい顔をしていて。僕は改めて、家族になってくれてありがとうと思いました」