日経平均株価、終値は691円高の3万8605円…総選挙を終え安心感も後押しに
週明け28日の東京株式市場は全面高の展開となった。日経平均株価(225種)の終値は、前週末比691円61銭高の3万8605円53銭と反発した。
27日に投開票された衆院選で自民、公明両党を合わせた与党の議席が過半数割れし、今後の政権運営に不透明感が広がった。ただ、与党の過半数割れは前週の株価の動向に織り込まれており、選挙を終えた安心感も後押しとなったことから、半導体関連など値がさ株を中心に買い戻す動きが進み、日経平均は前週末比で一時800円超上昇する場面もあった。東京外国為替市場の円相場で円安・ドル高に進行し、輸出関連銘柄の自動車や電機株も買われた。
東証株価指数(TOPIX)は39・46ポイント高い2657・78。