「比較的選挙が安定している」 自民党静岡県連会長に井林辰憲衆院議員が内定 県知事選敗北で辞任する意向の城内氏の後任
知事選の結果を受けて、辞任する意向を示していた自民党県連の城内実会長の後任に井林辰憲衆院議員が内定しました。 6月4日、今国会での解散について「考えていない」と話した岸田総理。4月に衆院3補選で全敗、さらに先月の静岡知事選でも推薦候補が敗れ、総理の“伝家の宝刀”とされる解散権は、いわば封じ込まれた格好です。 6日午前、都内で自民党の県内選出の国会議員が次期県連会長について協議。終了後、城内会長が取材に応じました。 自民党静岡県連 城内実会長: 「静岡2区の井林辰憲さんが次の県連会長ということで話がまとまりました」 次期県連会長に内定したのは井林辰憲(いばやし・たつのり)衆議院議員です。井林議員は国交省の官僚を経て、2012年に衆院静岡2区で初当選を果たし、現在4期目。会長就任は10日の県連大会で正式決定する見通しです。 自民党県連 城内実会長: Q.最終的に井林さんになった決め手は? 「やはり井林さんは比較的選挙が安定しているということで、いつあるかわからない衆議院解散総選挙に向けて、より地盤が固まっている方がまず先にやった方がいいのではないかと」