【2024年8月版】50万円以下の250ccバイク おすすめ11選! コスパで選ぶ軽二輪
2024年、50万円以下の軽二輪はどんな状況?
物価の上昇とともに、国産メーカーの50万円以下の機種は減少傾向。人気モデルは軒並み60万円台以上で、60万円を切ればお得感がある印象になる。そんな中での50万円以下は、だんだん貴重な存在になりつつあると言っていいだろう。 ちなみに、国税庁の発表によれば1991年~2021年の30年間は給与水準にほとんど変動がなかったというが、1991年はカワサキのバリオスが49万9000円(+3%消費税)で登場し、ヤマハR1-Z(48万9000円+税)と併売されていたRZ250Rは38万4000円(+税)だった。つまり2ストロークのレーサーレプリカ系や4ストローク4気筒のカウル付きモデルを除けば、まだまだ50万円以下が主流だった。ヤマハTW200は29万5000円+税、セロー225は33万9000円+税だった(ヤングマシン1991年10月号より)。 2024年、国産メーカーで50万円以下のモーターサイクルをラインナップしているのはスズキのみで、ジクサー150およびジクサー250はそれぞれ同じ車体をベースにしながら、空冷154ccエンジンと油冷249ccエンジン、足まわりや装備の違いなどで棲み分けている。 ホンダとヤマハはスクーター2機種ずつをラインナップし、そのほかにはアジア圏の外国車が数多い。そちらもスクーターが主流ではあるが、GPXとSYMはモーターサイクルも揃えているのが特色だ。 以下、【2024年6月版】コスパで選ぶ150~250ccバイクおすすめ11選を紹介しよう。
スズキ ジクサー150(38万5000円)
2017年に初代モデルが登場し、2020年に現行デザインへ。2023年モデルで令和2年度排出ガス規制に適合した。ロングストローク設定の軽量コンパクトな空冷単気筒エンジンを搭載し、驚異の燃費を実現。さらに40万円を切る圧倒的な低価格もあいまって、“コスパモンスター”ぶりは他の追随を許さない。車体の造りはベーシックだが、LEDヘッドライトや前後ディスクブレーキ、1チャンネルABS、後輪ラジアルタイヤを採用するといったこだわりも見逃せない。 主要諸元■全長2020 全幅800 全高1035 軸距1335 シート高795(各mm) 車重139kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 154cc 13ps/8000rpm 1.3kg-m/5750rpm 変速機6段 燃料タンク容量12L■タイヤサイズF=100/80-17 R=140/60R17 ●価格:38万5000円 ●色:青、銀×橙、黒 ●発売日:2023年1月27日