気付きづらい「目の病気」をセルフチェック!予防&悪化させない方法を専門医が解説
目の病気を予防&悪化させない3つの心得
■心得1:目薬は正しく差す 目薬を差すときは手指をきれいに洗い、目の粘膜に触れないように注意しながら下まぶたを引いて点眼します。量は1滴で十分です。点眼後は目をパチパチ開閉せず、軽く閉じたまま数分間待つと、点眼液が行き渡ります。 ■心得2:近親者が目の病気にかかったら自分も意識する 「目の病気には、緑内障や加齢黄斑変性など、遺伝的な要因が指摘されているものも少なくない」と清水さん。家族に罹患者がいる場合は、「自分もなる可能性が高い」と考えて、今回解説した各症状がないか特に注意を払いましょう。 ■心得3:かかりつけの眼科を持ち年1回は検診を受ける 「目の病気の早期発見・早期治療には、異常があったらすぐに相談できるかかりつけの眼科を持つことが大事」と清水さんは言います。自覚症状が出たときには症状が進んでいることもあるため、異常がなくても1年に1回は検診を受けましょう。 3回に分けて紹介した「怖い目の病気」。「人は、情報の8割を視覚から得ている」といわれるように、目の健康は将来の生活の質を大きく左右します。気になる症状がある人は早めの対策を! 取材・文=新井理紗(ハルメク編集部)、イラストレーション=落合恵 ※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年3月号を再編集しています
雑誌「ハルメク」