緊急来日!56歳ホリフィールドが来年3月日本でエキシビション宣言。対戦希望相手はまさかのあの……
ホリフィールドが引退を公式発表したのは5年前。49歳まで現役で試合をしており、コミッションから引退を勧告されて泣く泣くグローブを吊るしたという事情もある。それだけに56歳といえど、どんなファイトをするかに興味はあり、その後についても注目されるが、「現役復帰はしない。ライフイズボクシングだが、あくまでも、次の世代につなげるためのプロモーションだ」と、本格的な現役復帰については否定した。 「母の言葉がある。“あきらめてしまうと、そこで終わりなんだ”と。その言葉を信じて30年間、戦ってくることができた。どこにゴールがあるかを考えながらやっていくよ」 息子の一人は、今年NFLのパンサーズにドラフト外で入団したが、もう一人の息子のエバンは、この11月にミドル級の統一王者、サウル・カネロ・アルバレスがライトヘビー級のセルゲイ・コバレフに挑む話題のメガファイトの前座でプロデビューする。 「息子は8歳でボクシングを始めた。いろんなスポーツに選択肢があったが、プロボクサーの道を選んでくれたんだ。息子も、あきらめない気持ちで戦ってほしい」 エキシビションマッチ出場を決意したのは、ビジネスだけが理由ではなく、息子へネバーギブアップの精神を伝えるためのメッセージなのかもしれない。 またホリフィールドジャパンは、ホリフィールドの人脈を生かして、RIZINなどの格闘他団体にボクサーだけではなく、総合格闘家やキックボクサーを派遣するマネジメント事業も進めていく考え。メイウェザーとボクシングマッチを戦った元UFC2階級王者のコナー・マクレガー(31、米国)も、ホリフィールド人脈の一人で、キックルールなどでの他団体派遣を検討しているという。 ホリフィールドは、引退後、チャリティ、慈善事業にも積極的に取り組んできた。しばらく日本滞在を続け、4日には台風15号で多大な被害を受け、まだ復興が進んでいない千葉の一部地域の支援のため現地を慰問する予定が組まれている。