【新日本・WTL】内藤&ヒロムの師弟タッグがTMDK撃破で絶好発進「優勝している絵が想像できてしまうね」
新日本プロレス21日船橋大会「ワールドタッグリーグ(WTL)」のBブロック公式戦で、内藤哲也(42)、高橋ヒロム(34)組が「TMDK」のマイキー・ニコルス(39)、シェイン・ヘイスト(39)を撃破し白星発進を飾った。 今大会最注目の階級を超えた〝師弟タッグ〟が、絶好のスタートを切った。序盤から前IWGP&STRONG無差別級タッグ2冠王者の連係に苦しめられ、数的不利の戦いが続く。コリエンド式デスティーノを阻止された内藤が合体技エレクトリックブルーを浴びて窮地に陥った。 それでも合体のタンクバスターはヒロムが救出に訪れ、間一髪で回避。内藤がカウンターのデスティーノでマイキーを場外へ追いやると、シェインに狙いを定めて怒とうの猛攻を開始する。ヒロムちゃんボンバーからのジャックナイフエビ固めはカウント2で返されるが、合体スイングDDTで再びチャンスが到来。最後は内藤が正調デスティーノでシェインを沈めてみせた。 試合後のリング上でマイクを握った内藤は「2年ぶりのWTLエントリー、俺のパートナー…いやパレハは高橋ヒロムだよ。階級を超えた2人のタッグで頂点に登ってみせます」と高らかに宣言。最後は代名詞の「デ・ハ・ポン!」大合唱パフォーマンスで大会を締めくくった。 優勝候補の一角を撃破しての好発進に内藤は「今日、リーグ戦を見た感じ、一番の山場は越えてしまったかな? 連係の数だったり、威力であったり、確かにあの2人はいいタッグチームだと思いますよ。でもそのチームとの対戦をクリアしてしまったら、どうなってしまってるかな? 俺とヒロムがトロフィーを手にして優勝している絵が想像できてしまうね。12月8日グランメッセ熊本(優勝決定戦)、俺がかつて『一歩踏み出す勇気』という言葉を使った会場で、新たな勲章を手に入れてみせますよ」とニヤリ。他のどのチームより強い絆を誇る2人が、一気に頂点へ駆け上がる。
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