鈴木誠也はT・ヘルナンデスの後釜になる? ドジャース専門メディアが比較!「打撃力は大幅に低下」とみつつも「大きな格下げにはならない」と評した理由とは
今オフに鈴木誠也のロサンゼルス・ドジャース入りは実現するのだろうか。 球団の専門メディア『Dodgers Nation』は現地12月25日、「鈴木誠也の噂:外野手としてのプレーを希望するとトレード拒否条項を放棄する可能性」と題した記事を掲載。再契約に期待されるテオスカー・ヘルナンデスと、その後釜候補とみられる鈴木に関して記述している。 【画像】大谷翔平ファミリーの“仲良しショット”を厳選してお届け! 同メディアは鈴木の現状について「シカゴ・カブスが最近ヒューストン・アストロズからカイル・タッカーを獲得したことで、鈴木はトレード候補となった」と説明。その上で、トレード拒否条項を持っている鈴木の評価をこう綴る。 「昨シーズン、鈴木は外野手として打席に立ったときよりも、DH(指名打者)で打ったときのほうがやや良い成績を残したが、カブスは鈴木がフルタイムでDHの役割を担うことを望まないかもしれないと理解している。情報筋によれば、その可能性だけでも、鈴木はトレードに賛成する傾向が強まっているという」 また「もしドジャースが来シーズン以降もヘルナンデスに代えて鈴木を起用するなら…」と前置きしたうえで両者を比較。「打撃力は大幅に低下するだろう」と見ながらも、次のように解説した。 「両選手のホームラン数と長打率の差を除けば、ドジャースの打線にとってそれほど大きな格下げにはならないだろう。鈴木は2024年に好調な年を過ごし、132試合で打率.283、出塁率.366、長打率.482を記録した。昨シーズンは三振率が高かったものの、打席での強い自制心と選球眼で、四球も頻繁に獲得した」 今季異次元のパフォーマンスを披露した大谷翔平とは同年代の鈴木が、来季T・ヘルナンデスの代わりに強力な打線を形成するのか。 構成●THE DIGEST編集部