中谷潤人、井上尚弥との対決は「実現が近くなってきているのかな」 本拠地で王座防衛報告【ボクシング】
ボクシングのWBCバンタム級王者の中谷潤人(26)=M・T=が2日、本拠地とする相模原市の緑区合同庁舎で10月14日の王座防衛報告会を行った。試合を重ねる度に上がる人気を物語るように、会場には階段まで鈴なりになる約200人が詰めかけた。 中谷は「みなさんの応援のおかげで防衛することができました。大きい目標のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級最強ランキング)1位を目指して、これからも強さを求めていきます」とあいさつ。本村賢太郎市長からは「バンタム級を統一して、その先には階級を上げていただき、みなさんが期待する人との対戦を楽しみにしています」と、1階級上のスーパーバンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)戦を期待された。 その井上尚も、10月に「1位を目指すという若者がいる。来るのを待つしかないかな」と対戦に前向きなコメントをした。井上戦について問われた中谷は「みなさんの期待はすごく感じます。PFP1位へ向けて、強さを求めていけばつながってくると思う。実現が近くなってきているかな、というのはあります」と話した。
中日スポーツ