11年ぶり出場の福岡大は大会2勝目ならず 「大学4冠」目指す青学大に惜敗【明治神宮大会】
◆明治神宮野球大会 大学の部2回戦 福岡大1―2青学大(22日、神宮球場) 福岡大(九州)が青学大(東都)に敗れた。高校の部とともに、今大会の九州勢はこれで姿を消した。 ■「色々と泣けるのよね」育成、独立…たたき上げ大学同期が再会2ショット【写真】 先発左腕の楠井悠太(2年)は「大学4冠」を狙う青学大打線を相手に、コーナーを丁寧に突くなどしながら力投。3回にソロを浴び、5回は守備の乱れで失点したが試合をつくった。5回2失点(自責1)。2番手でマウンドに上がったのは20日の日体大戦で7回1失点だった朝吹拓海(2年)。中1日の登板ながら力投を見せた。 打線は青学大先発の中西聖輝(3年)の前に5回を終えて無安打に封じ込められたが、6回に山下颯汰(2年)がフォークボールに食らいついて二塁打とし、チーム初安打をマーク。その後相手のミスや四球で1死満塁の好機を得たが後続が倒れた。9回に2死一、三塁で簑原英明(3年)の左翼線二塁打で1点を返したが、あと1本が出なかった。 福岡大は11年ぶりに出場権を獲得。1回戦では日体大(関東2)を破り、2012年大会以来の勝利を挙げた。
西日本新聞社