【プレミア12】藤平尚真、驚異の“9者連続三振”「刺せる場面も見えていたので自信に」
<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン6-3韓国>◇15日◇台北ドーム 【写真】侍ジャパン28人、焼き肉店で決起集会 侍のドクターKが、止まらない。侍ジャパン藤平尚真投手(26)が、驚異の“9者連続三振”を達成した。 3点リードの8回から3番手で登板。5、6、7番を全てフォークで斬った。10日の強化試合チェコ戦、大会初戦の13日オーストラリア戦、そして、この日の韓国戦。9人全てを空振り三振と、離れ業で手玉に取って見せた。「本当に真っすぐがすごい強い感覚ですけど、刺せる場面も見えていたので自信になりますし、引き続き調子をキープしていきたいなと思ってます」とうなずいた。 決め球の調子が、絶好調な状態を支えている。「僕の中では、フォークがしっかりカウントも取れて、決める時に決められるフォークっていうのを2つ、しっかり分けられてるので、真っすぐというよりかは、そこかなとは思います」。守護神・大勢につなぐ「8回の男」としても期待がかかる右腕。「僕たち大勢以外の中継ぎは『大勢につなぐだけ』っていう思いで投げている」と、自然体で台湾戦も見据える。