テニス=WTAファイナル、20歳のガウフが鄭を下して初優勝
[リヤド 9日 ロイター] - 女子テニスのツアー今季最終戦、WTAファイナルは9日、サウジアラビアのリヤドで決勝を行い、第3シードのコリ・ガウフ(米国)が初優勝を果たした。 ガウフは五輪金メダリストで第7シードの鄭欽文(中国)に3─6、6─4、7─6で逆転勝ち。最終セットのタイブレークでは6─0とリードし、勝利を決定づけた。 20歳のガウフは、同大会ではロシア出身のマリア・シャラポワ(2004年)以来、最年少での優勝を達成した。同大会で米国人選手が優勝したのは10年前のセリーナ・ウィリアムズ以来。 ガウフは「とてもいい試合だった。欽文は素晴らしいテニスをしていた」とし、「粘れるようベストを尽くし、最後まで諦めなかった」とコメント。「今回のような状況は過去にも経験したことがあるし、逆転できた。今日もそうすることができた」と話した。