猫に好かれる人とは? 愛されるために押さえたいポイントを伝授
みなさんの愛猫はなついてくれていますか? 一生懸命お世話をしていても仲良くなれない場合、もしかしたら愛猫が嫌がる行動をとってしまっているかもしれません。 今回は、猫が好きな人に見せる行動や、猫に好かれやすい人の特徴などをねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。 【写真】テーブルの上でゴロンとするサイベリアン
猫が好きな人に見せる行動は?
――愛猫が自分のことをどのくらい好きなのか、気になることがありますよね。猫が好きな人に見せる行動を教えてください。 白山先生: 「なでたときに目を細めて気持ちよさそうな表情を見せる、猫が自分からそばに寄ってきたりスリスリしてきたりする、膝の上にのってくる、なでてほしそうに見つめてくるなどの行動が見られる場合は、猫から好かれていると判断できるでしょう」 ――愛猫の行動をよく見ると、自分が愛猫に好かれているか判断できそうですね。猫はどのような人を好きになるのでしょうか? 猫に好かれやすい人の特徴を教えてください。 白山先生: 「猫が嫌がる行動をしない人が、好かれる傾向にあります。ゆったり落ち着いている、大胆な動きをしない、大きな声を出さない、猫をかまいすぎないといった人は、猫に好かれやすいといえるでしょう」
猫に好かれるために気をつけたいことは?
――では、猫に好かれるために気をつけたほうがいいことはありますか? 白山先生: 「猫に好かれるためには、ゆったりとした態度で、猫が寄ってきてくれるまで待つようにしましょう。猫が甘えてきたら、やさしくなでてあげたり、膝の上などくつろげるスペースを提供してあげたりするといいですね。なですぎる、見つめすぎる、かまいすぎるなどの行動は猫が嫌がるのでやめましょう」 ――猫との距離を縮め、いい関係を構築するには、どのくらいの期間を要するのでしょうか? 白山先生: 「生活環境や猫の性格、年齢などによっても異なるので一概にはいえないですが、数週間から数カ月かけるつもりでじっくりといい関係を築いていきましょう」 愛猫に好かれるためには、落ち着いた行動などを心がけてみましょう。愛猫のペースに合わせながら、焦らずじっくりと時間をかけ、距離を縮めていくことが重要ですね。 (監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生) 取材・文/宮田あゆみ ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性がない場合もあります。 ※記事の内容は2024年6月時点の情報です。
ねこのきもちWeb編集室