島めぐる旅を続け、ルーツをたどると、全国各地とのつながり感じる 島を歩く 日本を見る~特別編
古来、日本人は各地で独自の暮らしを送りながらも、海や山を越え、縁を結び、命をつないできた。だから、どこへ行っても、誰と出会っても、自分のルーツと何らかのつながりがあるのかもしれない。まだまだ島を、日本を歩きたい。各地につながりを求めて。
小林希
こばやし・のぞみ 昭和57年生まれ、東京都出身。元編集者。出版社を退社し、世界放浪の旅へ。帰国後に『恋する旅女、世界をゆく―29歳、会社を辞めて旅に出た』(幻冬舎文庫)で作家に転身。主に旅、島、猫をテーマにしている。これまで世界60カ国、日本の離島は150島を巡った。