チルト2度の重富伸也が前検一番時計をマーク/ボートレース若松
ボートレース若松の「西日本スポーツ杯」が2日に開幕する。当地でチルト3度が解禁されてから3節目になるが、今節は菅章哉、堀之内紀代子、重富伸也、伏田裕隆、阿波勝哉らチルト3度の使い手を意図的に集めた楽しいシリーズ。ただ、阿波は「最近チルト3度はやってないからね~」と否定的なコメント。伏田も「岡村慶太さんが仕上げたエンジンなので、このまま行きたい。チルト3度は6号艇の時に考えるくらいかな?」と、前検から出足系に好感触を得たので、喜んでチルトを跳ねるという雰囲気ではなかった。 ということで、チルト3度を使いそうなのは菅、堀之内、重富の3人。重富は前検の特訓をチルト2度で行って前検一番時計をマーク。堀之内は当地のチルト3度解禁を知ったのが前検前日の夜中だったらしく、慌ててチルト3度用のゲージを送ったかどうか確認した…と苦笑いしていた。 菅はA+評価の文句なしの上位機を手にしたが、よりによって前操者は石川真二!前検からペラを大幅に叩いたが当然間に合わず、特訓はチルト0度で行かざるを得なかったとか。言うなれば全く真逆の形に叩き変えなければならないのだが、根元の部分に強い癖があるので、叩き変えるのは非常に大変らしい。ドリーム戦は6号艇でチルト3度で行く予定だが、それまでに間に合わないかもしれない。 なお、ドリーム戦は1号艇から中辻崇人、平田忠則、重野哲之、守屋美穂、片橋幸貴、菅という顔ぶれ。他にも連続優勝中で今年5Vの吉田俊彦らもいる。守屋はこれが待ちに待った復帰戦。当地は4Vの実績がある得意水面だが、問題はレース勘の方か。
マクール