【25年春クラシックを占う】牡馬主役はクロワデュノール 牝馬はアルマヴェローチェ一歩リードも…
【東京本社・高木翔平の見解】牡馬路線はクロワデュノールが断然の主役だ。距離ロスをいとわなかったホープフルSは、着差以上の強さを感じた。 心肺機能の強さは折り紙付きな上、まだまだ細い体のラインは春にはたくましさを増しているはず。22年の皐月賞&ダービーで2着だったイクイノックス、23年皐月賞を制したソールオリエンスと同じキタサンブラック産駒。スケール感は前記2頭と遜色がない。 ミュージアムマイルは明らかに距離が足りず、展開も向かなかった朝日杯FSで2着。ダービー舞台で本領を発揮しそう。ホープフルS2着ジョバンニを物差しにすれば、同馬を京都2歳Sで下したエリキングも楽しみ。早期復帰を願うばかりだ。 牝馬戦線は阪神JF優勝アルマヴェローチェが一歩リードだが、まだ混戦ムード。個人的にはリバティアイランドの半妹マディソンガール(クイーンC出走予定)が楽しみ。