10人ニキに衝撃KO負けのにっけん君、ブレイキングダウン引退宣言
9月1日に開催された『BreakingDown13』のミドル級ワンマッチで因縁の相手、10人ニキに衝撃の逆転KO負けを喫したにっけん君。試合後に自身の公式YouTubeを更新し、突如ブレイキングダウン(以下、BD)から引退することを宣言した。 【フォト】にっけん君が10人ニキにKO負けした瞬間! にっけん君はBD初期を支えた日本拳法をベースにする人気選手。対戦した10人ニキとは22年3月のBDオーディションでスパーリング。その時はにっけん君が左フック一発で10人ニキを失神させた。 そのスパーリングがきっかけで仕事を一緒にするほど親交を深めた両者だったが、仕事の金銭トラブルで喧嘩。絶縁関係は半年続くなど犬猿の仲になってしまった。 そんな2人の因縁マッチは序盤、大振りフックで突っ込む10人ニキに対し、にっけん君が冷静に対処。逆にパンチを当て、10人ニキをグラつかせるなど優位に立ったが、近距離での打ち合いで10人ニキの左カウンターをもらい壮絶ダウン。まさかの逆転KO負けとなった。 にっけん君は試合後に自身のYouTubeで応援してくれたファンや関係者・スポンサーらに謝罪。 試合については「前半はいけると思ったが、(自分の)悪い癖は治らない。左ガードが下がるとか、アイツのパワーがあるのは知っていたから、(その点は)警戒していたが、真正面で(左フックを)もらってしまった」と振り返り、「油断があったかもしれないし、それ以上にアイツの方が俺より練習していた。アイツが強かった。結果が全て」と、悔しそうにその敗因を語った。 続けて「負けちゃいかんところで負けた」と肩を落とす。隣にいたマネージャーのファイファー氏から「にっけん君、ブレイキングダウンから卒業ということで?」と振られると「もちろん、仮に声がかかっても出ることはない。勝った方が正義」と引退宣言し、因縁の10人ニキに対してもブレイキングダウンでの今後の活躍にエールを送った。 (イーファイト 格闘技 編集部)