『昭和米国物語』の世界は□80年代の中国□で育ったからこそ生まれた!反響への感想や体験版の予定までプロデューサーに聞いてみた
――続いては、『昭和米国物語』がどのようなゲームシステムになるのかをお聞かせください。
XY.Luo:『昭和米国物語』はRPGであり、割合で言うならばストーリー40%、戦闘30%、探索要素で30%というところでしょうか。RPGである以上、ストーリー体験に重きを置く内容になっています。メインストーリーを楽しみつつ、サブクエストやミニクエストで世界観を体験していただければ幸いです。
――『昭和米国物語』はSteamページで「奇々怪々な武器」が数多く登場すると描かれています。実際にPVではドリルでゾンビを貫く姿も見受けられました。作中では他にも、どのような面白い武器が使えるのでしょうか?
XY.Luo:日本刀やドリル、ゴルフクラブだったり、竹馬やサンタクロースのトナカイ、ハンディマッサージャー(電動マッサージ器)も出てきますが……今はまだこれ以上話すことはできません。ぜひ、ゲーム内でトンデモ武器を発見してください!
――ということは、PVで出た「例のプール」や、マジックミラー号らしき車と共にハンディマッサージャーで戦う、などということも可能なのですね。
XY.Luo:そうですね(笑)。
――『昭和米国物語』はとんでもない展開が目白押しとなりそうですが、ストーリーを作る上で重視した所などあればお教えください。
XY.Luo:ストーリーを作るうえで自分が重視していることは「リアリティ」です。世界観がかなりぶっ飛んでいるため、その分キャラクターの行動原理はぶっ飛んでいてはいけないと思います。
『昭和米国物語』のようなクレイジーな世界の中でも、様々なキャラクターが真剣に、そして一生懸命にそれぞれの目標に向かって努力している姿は美しいわけです。この素晴らしさを、私の書いた物語を通じてプレイヤーに共感してもらいたいですね。『昭和米国物語』はただただクレイジーなだけのゲームではないのです。
――『昭和米国物語』は日本に植民地化されたアメリカをロードムービーのように旅していく物語ですが、「実在していながら架空のアメリカ」をどのように作られていったかお教えください。また、この世界の日本列島はゲーム中に出てくるのでしょうか?