小田原で激突!2勝「明治大学」に2敗「日本体育大学」がチャレンジ。関東大学対抗戦2024
舞台は9月28日(土)の小田原市城山陸上競技場(神奈川・小田原)だ。
2018年度の優勝以降3度の準Vを誇る明大は、今季も日本一候補の一角。9月7日に開幕した2024年の関東大学対抗戦Aは、初戦で青山学院大学に73-17。第2戦では11月開催が恒例だった慶應義塾大学戦がおこなわれた。
今年5月の慶大との練習試合は56-45という打ち合いになったが、当時の先発メンバーは先週の慶大戦と約半数が異なる。怪我人や代表活動で不参加となる主力候補もいた。
夏を越えた再戦で、明大は慶大を圧倒した。
ミスはありながらも、まず盤石フォワードを土台にバックスが決定力をみせた。開始から両翼のWTB安田昂平、ルーキーWTB白井瑛人で2連続トライ。
慶大は連携不足のタックルをショートパスでいなされゲインを許すなど、守備の横連携に課題がみえた。一方の明大はセットプレーが安定し、強力スクラムの一次攻撃からCTB平翔太が3本目。
さらに正確なラインアウトからモールを押し込んで4本目。26-0で試合を折り返すと、一時守勢に回ったものの後半2本のモール・トライなどを加えて52-7で圧勝。11月17日の帝京大学戦、12月1日の早稲田大学戦が楽しみになる点差でフィニッシュした。
これで開幕2連勝となった明大。
東福岡時代から超高校級だったU20代表のFL大川虎拓郎、同じく“ヒガシ”出身のFL 藤井達哉、ランスキルも光るSH田中景翔、そして慶大戦の終盤に鋭利なランでトライを演出した、今年エディー・ジャパン合宿経験のWTB 海老澤琥珀の4名だ。
一方で、試練の刻を迎えているのが、2季ぶりに対抗戦Aに復帰した日体大だ。
開幕から優勝候補である帝京大(67-6)、早大(83-0)との連戦となり、ここまで対抗戦Aでは唯一のノートライ。