【ニューランボ登場!】ウラカンの後継モデルは900馬力超V8ハイブリッド「ランボルギーニ テメラリオ」正式発表!
システム出力は900馬力以上
残念ながら、今回はV8のコンサートを聴くことはできなかったが、いくつかの数字を紹介しよう。800馬力のパワーと730Nmの最大トルクは、内燃エンジンのみから生み出される。もちろん、この猛烈なパワーは加速性能も保証する。停止状態から時速100kmまでは2.7秒、時速200kmまではわずか7.3秒で到達する。最高速度は340km/hを超え、「テメラリオ」は「ウラカン」よりも大幅に速く、「レブエルト」のレベルをわずかに下回る程度だ。 「レブエルト」と同様、「テメラリオ」にも8速DSGが搭載され、細かく調整されたトルクベクタリングシステムが、特にタイトなカーブで生き生きとしたハンドリングを実現するよう設計されている。これらは、「ウラカン」の後を継ぐための良い前提条件だ。 イクイップメント:テメラリオのドライバーはパイロットの気分を味わうべき スポーツシートに座る。もちろん、このような車高の低いクルマへの乗り降りはSUVほど簡単ではないし、狭い窓とフラットなルーフのせいで全方位の視界も悪い。
それはともかく、スーパースポーツカーでは、それを受け入れなければならない。しかし、「テメラリオ」が「ウラカン」に比べてはるかに広々と感じられることは注目に値する。特に肩と頭には十分なスペースがあり、完全に新開発されたシャシーがそれを可能にしている。
助手席のディスプレイには、最も重要な走行データが表示される
ドライビングモード、スタビリティプログラム、そして今回初めて3段階で調整可能なドリフトモードも含まれている。ローンチコントロールもクイックアクセスで作動させることができる。
「パイロットインタラクション」と呼ばれる新しいHMIインフォテインメントシステムは、ドライバーの前に12.3インチのコックピットディスプレイを配置。中央には比較的小さな8.4インチのスクリーンがあるが、これで十分だ。新しい機能として、助手席用の9.1インチディスプレイが追加され、最も重要な運転データが表示される。六角形のエレメントを多用したランボ流にカスタマイズされたユーザーインターフェースもある。
結論
ランボルギーニは、「ウラカン」の後継モデルで余計なことをせず、どんなネジもそのままにしなかった。「テメラリオ」の努力とその結果としてのパフォーマンスを考えると、約30万ユーロ(約5,000万円)というベース価格はまったく正当なものだと思える。
Sebastian Friemel