【ニューランボ登場!】ウラカンの後継モデルは900馬力超V8ハイブリッド「ランボルギーニ テメラリオ」正式発表!
その大胆なデザインは、リアセクションの中央から大きく張り出したディフューザー、後輪が見えるオープンホイールアーチのインパクトは大きい。多数のエアベントは、エンジンコンパートメントから暖かい空気を引き出す役割を果たしている。六角形のエレメントがリアの全幅にわたって配置され、リアライトと上方に移動したセンターエグゾーストシステムも六角形の形状をしている。 オプションとして「アレッジェリータパック」も用意され、カーボンやリサイクル素材をさらに多く使用することで、車両重量を25kg軽量化する。同時に、エアロダイナミックダウンフォースを増加させるよう設計されている。室内では、「テメラリオ」が「ウラカン」に比べてかなり広く感じられるのが目立つ。特に肩と頭には十分なスペースがあり、完全に新開発されたシャシーがこれを可能にしている。
「テメラリオ」で最もエモーショナルなのは、間違いなくエンジンだ。ボンネットの下では、ランボルギーニは自然吸気V10を引退させ、2つのシリンダーがパーティーから去り、その代わりに電動サポートがある。ランボルギーニはこれを「ハイパフォーマンスEV」(略してHPEV)と呼んでおり、2つのターボチャージャーを備えた4リッターV8と、フロントアクスルに2基、リヤに1基の合計3基の電動モーターを使用している。
電動モーターは3.8kWhのバッテリーで駆動され、前輪の制動エネルギーか、V8から直接充電される。このシステムは決して長い電気航続距離のために設計されたものではない。とはいえ、自宅から8kmの距離を静かに走るには十分だ。しかし、内燃エンジンは本当に特別だ。 「L411」という内部名称を持つユニットはまったく新しい開発であり、「ウルス」に搭載されたV8との共通点がないだけでなく、最高10,000回転まで達することができる。この回転数はターボエンジンとしては驚異的だ。最大ブースト圧は1.5バール。