NewJeans

　韓国のK-POPガールズグループNewJeansが28日、所属事務所「ADOR」との専属契約を29日0時をもって解除すると発表した。 【映像】「いじめのない社会を」会見で訴えるNewJeansミンジ 　メンバーのミンジは会見で、事務所側の対応について「私たちの意見は十分伝えたが、態度に誠意がなく、私たちは疲れた」と述べた上で今後の決意を述べた。

NewJeansミンジが語った「今後の決意」

NewJeansミンジ

「私は人の心構えはとても重要だと思う。勇気のある人は世を変え、自分が主体となった生き方ができる。勇気というのは全ての人にあるわけではない。私たちは守ってくれるファン、メンバー、そして（“育ての親”である）ミン・ヒジン代表からもたくさんの勇気を得た。代表がおっしゃったように、私たちは“前例”を作りたい。本当にこの言葉は私たちにとってとても大きな勇気となった」 「人は生きている間にたくさんの決心をする。ただし、人を変えるのはとても難しい。自分のことは自分が動かなければ解決できないし、他人は解決してくれない。だから私たち5人は今日ここに集まった。もちろん、これからたくさんのことが展開されると思うし、いかなる妨害があるのかわからないが、私たち5人が力を合わせて、意思を1つにして、立ち向かっていくことにした。このような私たちを見守ってほしい。そして最後に、学校であり、職場であれ、いじめのない、相手を尊重する環境が全てに作られればいいなと思う」 　所属事務所との対立が深刻化しているNewJeansは、メンバーのハニ氏が韓国国会で「職場でいじめにあった」と証言するなど、波紋を広げていた。20日には、育ての親で社内取締役を務めていたミン・ヒジン氏が退社。親会社であるHYBEと締結した契約を解除し、「株主間契約違反事項に対する法的責任を問う」としたほか、「数多くの違法行為についても必要な法的措置を一つひとつ進めていく」と表明していた。 　NewJeans側は、事務所に対しミン氏の代表復帰などを求め、28日までに受け入れない場合は専属契約を解除するとする内容証明を送っていた。ミン氏をめぐっては4月に親会社「HYBE」が事務所の経営権を奪おうと画策したとして告発、それ以降グループを巻き込んだ対立が続いていた。 （ABEMA NEWS）