メンバーの涙にもらい泣き…映画『BE:the ONE』第2弾の構成の素晴らしさとは? 感動のラストまで徹底解説レビュー
BE:FIRSTのライブドキュメンタリー映画第2弾となる『BE:the ONE -MEANT TOBE-』が公開中だ。2024年3月に行われた初・東京ドーム公演当日までの日々を映し出した本作。今回は、BESTY(※BE:FIRSTのファン)が、本作の魅力に迫る。(文・小松加奈)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】 【写真】BE:FIRST、メンバーの絆に号泣…貴重な未公開写真はこちら。映画『BE:the ONE -MEANT TO BE-』劇中カット一覧
東京ドームが熱狂の渦と化す!
2021年に行われたSKY-HIが主宰するオーディション「THE FIRST」から誕生した、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOからなる7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRST。 2023年11月公開された前作『BE:the ONE』では、オーディションを経て、プレデビューから日本の各種チャートの1位を席巻してきた彼らの軌跡を描き、同年の邦楽映画にて動員・興行収入第1位を獲得した。 映画第2弾となる本作では、デビューから2年4ヵ月で迎えた初の東京ドーム公演1日目のライブ映像。メンバーがそれぞれの想いが語るインタビュー、リハーサル風景などの舞台裏映像を集約している。 BLACK PINK、BTSなどのライブドキュメンタリー映画を手掛けてきたオ・ユンドンが、前作に引き続き監督を務め、東京ドーム公演までの彼らの軌跡をパズルのピースのようにひとつひとつはめていく構成で紡ぐ。 オーディション当時から高いポテンシャルを見せつけ、歌・ラップ・ダンスだけでなく作詞・作曲・コレオグラフまで、ハイクオリティなパフォーマンスを武器に、7人の唯一無二の個性に磨きをかけながら、グループとして成長し続けている。
クオリティ“FIRST”な歌・ラップ・ダンスが圧巻
本作の1番の見どころは、やはりその圧巻のパフォーマンスだ。 登場するやいなや、堂々とした姿で詰めかけたBESTYを一気に魅了する。美しくも力強いファルセットで魅せる歌、存在感たっぷりのアグレッシブなラップ、そして楽曲の世界へと引き込むスキルフルなダンスを、映画館のスクリーンで迫力たっぷりに堪能できるのがうれしい。 プロデューサー・SKY-HIが冠した、本作のタイトル『-MEANT TO BE-』には、「彼等は今の日本の芸能界が、社会が必要とした存在そのもので、同時にここまでの成功も必要とされていたものであった。であるからこそ組み立てられた、緻密でいて大胆な"Masterplan"がドラマチックに成就していく様を見て欲しい」という想いが込められている。 その想いを象徴する楽曲「Masterplan」は、インパクトたっぷりの難易度の高い振り付けで7人が息の合ったパフォーマンスを見せ、観る者をくぎ付けにさせる。
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