メンバーの涙にもらい泣き…映画『BE:the ONE』第2弾の構成の素晴らしさとは? 感動のラストまで徹底解説レビュー
メンバーの絆と成長を感じるインタビュー&舞台裏映像がエモい!
映像では東京ドームに詰めかけたBESTYたちの声やリアクションも収められ、7人の雄姿に涙する光景も印象深い。また、老若男女問わず詰めかけているBESTYの存在は、彼らが誰からも“愛される”グループとして成長してきた証に見えた。 そんなBESTYにとってうれしいのが、メンバーのインタビューやライブリハーサルなどの舞台裏映像だ。 オーディション当時から彼らを追いかけてきたBESTY にとっては、メンバーそれぞれの言葉や立ち居振る舞いに、“彼ららしさ”を再確認できるはず。メンバー想いの一面や、音楽やダンスと真摯に向き合う姿はもちろん、屈託のない笑顔があふれる合間の様子なども捉えられ、7人の雰囲気の良さが伝わってくる。 より強固となった7人とSKY-HIとの絆にグッとくるBESTYも多いはず。そうした“エモさ”もあってか、改めてオーディション時の彼らの姿を追ってしまいたくなるような興味が湧くのも、構成の妙と言えるだろう。
あふれるメンバーの涙にもらい泣き必至!
個性豊かな7人が努力の末にたどり着いた初の東京ドーム公演。メンバーたちが大粒の汗を流しながら、嬉々として縦横無尽にドームを駆け抜け、目を見合わせて笑顔を見せる。 そして、BESTYとともに歌った「Message」では大切な時間を噛み締めるように涙する姿も。そして、計り知れない想いが詰まった7人それぞれのBESTYへの感謝の言葉が、観る者の涙を誘うことだろう。 これほどまでに愛されるグループとして成長した彼らが、2025年、初ワールドツアーを開催。かねてより“世界進出”を口にし、いよいよ本格的に世界への扉を開けるBE:FIRST。その大事な“通過点”と言える記念碑的なステージを目に焼き付けたい。 【著者プロフィール:小松加奈】 ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。フジロックは初年度から参加。プロ野球好き(横浜DeNA ベイスターズ推し)。ジャンルを問わず、心を動かすもの/ことに夢中。
小松加奈
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