習近平氏、仏EU首脳と会談 対中国包囲網にくさび
【パリ共同】中国の習近平国家主席は6日、フランスのマクロン大統領と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長との3者会談をパリで行った。マクロン氏との個別会談も実施。岸田文雄首相が2日にパリでマクロン氏と会談した直後に中仏首脳の親交を誇示することで、対中包囲網を強める日米欧の連携にくさびを打ちたい考え。 「娘に愛国教育は受けさせたくない」アメリカへ不法越境した中国人が語った本音
マクロン氏は3者会談冒頭でロシアのウクライナ侵攻と中東情勢という「重大な危機」に関し「中国との協調は絶対的に重要だ」と強調した。 フランスは米国と同盟関係を持ちながらも独自外交を重視。中国とフランスは今年で国交樹立60周年を迎え、盛大な歓迎式典で良好な友好関係を演出した。