田中恒成が仕切り直しの初防衛戦に判定負け、オラスクアガvsゴンサレスはまさかの幕引き|Prime Video Boxing 10 DAY2
10月14日(月・祝)、東京・有明アリーナで『Prime Video Boxing 10』DAY2(最終日)が開催され、田中恒成( SOUL BOX畑中)が判定負けでWBO世界スーパーフライ級王座から陥落。中谷潤人の盟友、アンソニー・オラスクアガの初防衛戦となるWBO世界フライ級タイトルマッチは、まさかの1R負傷引き分けに終わった。 【ライブ速報】『Prime Video Boxing 10』DAY2の試合経過をリアルタイム速報中! 天心の初地域王座戦、中谷潤人の防衛戦の行方は? 二日目の事実上のオープニングマッチとなったWBO世界フライ級タイトルマッチは、メインイベントに登場するWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M.T)の少年時代からの盟友であるアンソニー・オラスクアガ(米国、帝拳)が、元WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)を迎えての初防衛戦に臨んだ。 今回も中谷の自宅に世話になり、その盟友に勝利のバトンをつなげるはずだったが、開始のゴングからわずか25秒、偶発的バッティングにより、ゴンサレスが左眉下から深く出血。一旦は再開したものの、ドクターチェックを受けるとゴンサレスが「(左目が)見えない」と返したことで試合終了。4Rまでの負傷による試合終了のため負傷引き分けとなった。 王者オラスクアガは無念の表情を浮かべながら、花道のファンにタッチしながら退場。ゴンサレスも渋い表情で退場した。 また、続くWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは、田中にとって仕切り直しの初防衛戦だったが、無念の結果となった。7月に予定されていた試合が当時WBO同級12位の挑戦者ジョナサン・ゴンサレスの体調不良による大幅体重超過により試合が中止。今回結果として、ゴンサレスよりも実力者となるWBO同級5位のプメレレ・カフ(南アフリカ)を挑戦者に迎えることになったが、想定以上の実力者だった。 左フックを中心にパワーブローを放つ挑戦者に対し、田中は5Rにダウンを奪われた。その後、回復した田中はボディ攻撃に勝機を見出したが、その後もカフの強打は田中の顔面を度々とらえた。際どい判定だったが、1-2で田中の判定負け。無敗のアフリカンが新たなWBO王者となった。 スポーティングニュース本誌サイトでは、那須川天心の初地域王座戦、中谷潤人の防衛戦をリアルタイム速報する。
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