サンフレッチェ広島は敵地で東方足球隊との一戦を制す!荒木隼人の劇的弾で開幕2連勝!【ACL2】
サンフレッチェ広島は3日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のグループE・第2節で、香港プレミアリーグの東方足球隊とアウェイの地で対戦した。直近28日に行われたFC町田ゼルビアとの天王山を制し、J1で首位に立つ広島は、その試合からスタメンを総入れ替え。満田誠や柏好文らが先発に名を連ねた。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25 初戦を快勝した広島だったが、この試合で先に得点を奪ったのはホームチーム。序盤から積極的な入りを見せていた東方は、7分に右CKからDFダニエル・アルマザン・ベラがヘディングで合わせ、ネットを揺らした。 なかなか攻撃の糸口を見出せない広島だったが、21分。越道草太のクロスにピエロス・ソティリウが胸トラップから右足でネットを揺らした。しかし、トラップ時のハンドを取られ、ゴールは取り消された。なお、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)は入っていないため、主審の判断に従うことになった。 その後も志知孝明のクロスなどでチャンスを作ったが、ゴールを奪えない。嫌な流れになりかけていたものの、40分に広島が同点に追いつく。ボックス外から松本大弥が思い切りよく右足を振り抜くと、これがゴール左隅に突き刺さった。 そして僅か1分後、右サイドから左足で越道がクロスを送ると、志知が頭で折り返す。これを中島洋太朗が左足で押し込み、一気に逆転に成功した。広島1点リードで前半を終える。 良い流れで後半を迎えた広島だったが、ホイッスルから僅か20秒程で同点に追いつかれる。相手DFからの一本のパスで裏を取られた広島は、抜け出したノア・バッフォーに左足で決められてしまい、同点に追いつかれる。 勝ち越しゴールを奪いたい広島は、加藤陸次樹やドウグラス・ビエイラらを投入。前の圧力を強める。しかし、東方も粘り強い守備を見せ、なかなか決定機を作り出すことができない。 87分にはボックス内左から抜け出した松本泰志がグラウンダーのクロスを送る。あとは押し込むだけというシーンだったが、加藤は僅かに触れず。それでも荒木隼人が、アディショナルタイムにCKからゴールを決めて勝ち越し。試合はこのまま終了し、3-2で広島が勝利を収めた。 【得点者】 7分 1-0 ダニエル・アルマザン・ベラ(東方足球隊) 40分 1-1 松本大弥(サンフレッチェ広島) 41分 1-2 中島洋太朗(サンフレッチェ広島) 46分 2-2 ノア・バッフォー(東方足球隊) 90分+5分 2-3 荒木隼人(サンフレッチェ広島)
フットボールチャンネル編集部