「あれ?こんな服持ってた?」とならないためにクローゼットは「完全見える化」に。数を減らさなくてもクローゼットが整う3つの収納術とは?
服としての可愛さと自分に似合うは別問題。「おばあちゃんになっても着れるかどうか」がこれからの買い物ルール
引っ越しを機に、服の買い方も随分と変わってきたという藤田さん。 以前は試着もせずに、パッと見て可愛かったらすぐに買う! という買い物の仕方をしていましたが、服として可愛いことと自分に似合うかどうかは別問題だということを何度も痛感してきたので、最近は、おばあちゃんになった自分を想像して、そのとき着ていても素敵そうだったら買う、という買い物の仕方をするようになりました。 カットソーなどは消耗品なので、現実的にはおばあちゃんになるまでは着られないと思うけれど、それでも年を重ねた自分が着るかどうかを意識するようになってから、余計なものを買ってはすぐに手放す、ということがほとんどなくなりました。 仕事柄、華やかな印象が強い藤田さんですが、実際のワードローブは白、黒、ベージュメインでほとんど無地のアイテムばかり。その理由とは? 昔は一着でパッと着映えるような服が好きでした。でも、一着でインパクトのある服はやっぱり数回着たら自分が飽きるんですよね。なので、できるだけ組み合わせしやすいベーシックな色や形を中心に、ちょっとした肌見せなどで自分らしさを出せるような服を今は選ぶようにしています。 今流行りのミニマルクローゼットではないけれど、きちんと管理されていて心地よい藤田さんのクローゼット、いかがでしたでしょうか?次回は「何を着るかより、何を着てもサマになる身体になることのほうが大事」という藤田さんの身体作りや、趣味の着物についてのお話を伺います。お楽しみに! 撮影/岡田ナツ子 取材・文/堂坂由香