元阪神右腕が巨人の救世主? 他球団から「最も厄介な新戦力」警戒が
チームの命運を握る新戦力
新戦力の活躍はチームの命運を握る。昨年にソフトバンクから阪神に現役ドラフトで移籍した大竹耕太郎は21試合登板で12勝2敗、防御率2.26と自己最高の成績をマーク。大竹の活躍なしに首位独走はなかっただろう。リーグ3連覇を飾ったオリックスも西武からFA移籍した森友哉が110試合出場で打率.294、18本塁打、64打点をマーク。四番でチーム最多の71試合にスタメン出場し、得点圏打率.363と勝負強い打撃でポイントゲッターに。捕手でも好リードで投手陣を引っ張った。 ケラーは昨季巨人戦に6試合登板で1セーブ、3ホールド、防御率0.00と抑え込んだ。新天地で臨む今年もセットアッパーとして期待されるが、大勢の状態次第では守護神で起用される可能性が考えられる。阪神戦は昨季6勝18敗1分と大きく負け越した。接戦になる展開が多かったが、救援陣の差が対戦成績に表れる形となった。ケラーが救援陣の柱になり、V奪回を狙う巨人の救世主になれるか。 写真=BBM
週刊ベースボール