老朽化に抗えず…JR北海道の名物観光列車「ノロッコ号」来年度で運行終了 鉄道ファン惜しむ
STVニュース北海道
JR北海道は釧網線や富良野線を走る観光列車「ノロッコ号」について老朽化のため、2025年度で運行を終了すると発表しました。 (ノロッコ号)「ぽー」 展望客席から景色をゆったりと楽しむことができるJR北海道の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」と「富良野・美瑛ノロッコ号」。 それぞれ1989年と1998年に運転を開始しましたが、車両の老朽化や部品の生産中止が相次ぎ、来年度をもって運行を終了するということです。 (JR北海道 綿貫泰之社長)「車内販売の協力も含めて地域の皆さんの協力もあって運行できた。これまでの協力に対して感謝申し上げたい」 JR北海道は新たな観光列車として改造中の「赤い星」編成を釧網線で2026年4月下旬から、「青い星」編成を富良野線で6月上旬から運行を開始すると発表しました。