「家事をやらなきゃ」というストレスを手放す。つらくない習慣化のコツ3つ
「やらなきゃ」のストレスを手放すための日々の習慣
家事のルーティンを決めて習慣化するのは、「やらなきゃ」という負担を解消するためには有効な方法。asakoさんが実践している、負担を手放すための日々の習慣を伺いました。
●(1)「やらなきゃ」をノートに書き出す
やらなくてはいけないことはもちろん、やりたいこともいったんノートに。リスト化することで、自由度が奪われてしまうように感じる人もいるかもしれませんが、私の場合は逆。気がかりが頭の中にあるのがストレスになるので、紙に書き出して気持ちの負担を手放しています。実行するのは、時間があいたとき(急ぎの案件以外)。完了したら、その案件の上に線を引き、達成感を味わっています。 今までに使ったノートは20冊以上。古いものから処分していますが、見返すことがありそうなノートは本棚に保管しています。
●(2)家事は「リズム」として体に認識させる
「家事をしなくちゃ」という気負いが気持ちの負担となり、ますますイヤになってしまう毎日の家事。そこで、ある作戦を立てました。それは「面倒だと思う隙を与えない」というもの。朝起きたら顔を洗うような“なんでもない感じ”で家事をできるように、毎日同じ動作を繰り返して、体で覚えることにしたのです。おかげで、今ではとってもラク。リズムが体に染みついていますから。 ホウキは寝室近くの廊下が定位置。なるべく効率よく自然な流れで掃除できるよう、洗面所、キッチン、リビングダイニング、仕事部屋の順に掃くように体で覚えました。
●(3)フォーマットをつくっておく
シンク下の扉にゴミ袋を取り出しやすくするためのホルダーを。 わたしには苦手なことがあります。ひとつは朝、起きること。着る服を考えている間に二度寝してしまうのを防ぐため、ベッドから手の届く位置に服をセットしてから寝るようにしています。もうひとつは、ものの管理。細かく収納場所を定めているのは、探し物を防ぐため。自分なりのフォーマットをつくっておくと安心して暮らせます。 苦手克服から、暮らしにいろいろな工夫を施すようになったのですが、今では工夫が趣味に。家にある廃材でつくるというのがこだわりです。 asakoさんの暮らしと気持ちの整え方、ぜひ参考にしてくださいね。
ESSE編集部