「死ぬまでにやることリスト」作って終わりにしない、実現度を高める作り方を時間術の名著100冊から厳選して紹介。
だからこそ、『バケットリスト(死ぬまでにしたいことのリスト)』を作ることをおすすめします」(滝井いづみ『時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』/明日香出版社) ※バケットリストは、英語のスラング「kick the bucket(死ぬという意味)」が由来。 バケットリストのつくり方&使い方 ①死ぬまでにやりたいことを思いついたままに、どんどん箇条書きで書く。大小なんでもよい。 たとえば、「レストラン○○のランチを食べる」も、「豪華客船で世界一周の旅をする」も一緒に書く。
②いつまでにやりたいか期限を入れる。 ③ときどき見直して追加したり、実現したものは消していく。 バケットリストをつくるときのポイント ●実現可能かどうかは考えなくてよい。 ●できるだけ具体的に書いたほうが実現しやすくなる。 例:× 外国語を話せるようになる 〇 英語を日常会話レベルまで話せるようになる ●思いつかない場合は、「旅行」「趣味」「家族」「仕事」「買いたいもの」など、テーマを設けると書きやすい。
ちなみに、ある調査によると、「一生のうちにこれはやりたいと思うこと」のベスト3は次の通りでした。 1位 旅行 2位 アクティビティや非日常の体験(スカイダイビングやバンジージャンプなど) 3位 趣味 (Time Tree/アンケート期間:2023年1月4日~1月11日) ■(2)タイムバケットをつくる 『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス/ダイヤモンド社)では、「『自分は残りの人生で何をしたいのか』を、大まかな時間的枠組みのなかでとらえる」タイムバケットの活用を提案しています。
タイムバケットのつくり方&使い方 ①現在をスタートにし、予測される人生最後の日をゴールに設定。 ②5年か10年で区切る。5年区切りなら「25~29歳」「30~34歳」「35~39歳」のようになる。それぞれがやりたいことを入れる「タイムバケット(バケツ)」になる。 ③やりたいことのリストを書き出す。 ④③を実現したい時期のバケツに入れていく。 たとえば、 25~29歳 子どもたちのためにボランティアをする