丸野一樹が見事な逃げ切りでGI連続優勝/ボートレース浜名湖・浜名湖賞
ボートレース浜名湖で開催されていたGI「浜名湖賞 開設71周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は8日に最終日を迎え、丸野一樹がイン逃げで優勝を飾った。 丸野は好素性の34号機を手に、予選は3勝を挙げてトップ通過。準優勝戦では波乱が続く中でただ一人逃げ切り、優勝戦の1号艇を手にした。 優勝戦は展示こそ枠なりの3対3だったが、本番では3号艇の安河内将がピット離れで飛び出して2コースを奪取。進入は132カド456となった。スリットでは6号艇の塩田北斗がわずかに遅れたが、他の5艇はほぼ横一線。中でもコンマ07のトップスタートを決めた2号艇の深谷知博が1マークまくり差しに構え、インから先に回った丸野をバックで捕らえた。しかし、スリット裏あたりから丸野がさらに舟足を伸ばして深谷を引き離し、続く2マークも先取り。一気にリードを引き離した丸野が優勝を決めた。 深谷はそのまま2着をキープして、3着には5号艇の片岡雅裕を振り切った4号艇の峰竜太が入線。3連単1-2-4は670円(1番人気)と順当な決着でシリーズは幕を閉じた。 丸野は前走の徳山周年記念に続いて2節連続のGI制覇で、通算では8度目、今年は3度目の優勝。今年の優勝は全て特別戦で、今節も絶好調ぶりを再確認させる結果となった。
マクール