九州国際大付が11年ぶり8強入り 広陵を降す 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会は第6日の24日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が行われ、昨秋の九州大会を制した九州国際大付(福岡)が、昨秋の中国大会優勝の広陵(広島)を4-1で破り、準々決勝進出を果たした。九州国際大付の8強入りは、準優勝した2011年の第83回大会以来11年ぶり。 【熱戦を写真で】九州国際大付vs広陵 九州国際大付は第9日(27日)第1試合で、4強入りを懸けて浦和学院(埼玉)と顔を合わせる。 ◇終盤突き放し 九州国際大付が終盤に突き放した。1点を追う二回に3連打で満塁とし、黒田の右前2点適時打で逆転。八回は黒田の右越え2点三塁打で突き放した。先発の左腕・香西は球を低めに集め、被安打7、11奪三振で1失点完投。広陵は一回2死二塁で中川の三盗が捕手の悪送球を誘って1点を先取したが、追加点を奪えなかった。 ◇九州国際大付・楠城徹監督 香西は球速がなくても抑えられるのを実践してくれた。黒田は1回戦から打撃を修正したので打てると思った。大きな大会で野球で有名な学校との1試合ずつが経験として財産になる。 ◇広陵・中井哲之監督 なかなかうまく打たせてもらえなかった。(11三振に)このチームがこんなに三振したのは初めて。見逃し三振が多かった。(投手陣は)もう少しリズム良く、ストライク先行で投げてくれればよかった。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。