巳(ヘビ)のように脱皮、成長する冬休みを 青森県内小中学校で終業式
青森県内の多くの小中学校で23日、2学期の終業式が行われた。児童・生徒たちは2学期を振り返り、年末年始の予定や行事、それぞれの目標を胸に冬休みに思いをはせた。 2学期制を取っている青森市の合浦小学校(増尾敏彦校長、児童150人)は体育館で「2学期前半終了日」の全校朝会を行った。増尾校長は、今年の漢字「金」を予想して当てた児童を表彰し「来年の干支(えと)『巳(み)』はヘビが脱皮することから挑戦・変化という意味がある。チャレンジからチェンジへ。来年はそんな学校になったらうれしい。皆さん良いお年を」と呼びかけた。 同校は成績を前期・後期で評価しているため、この日は通知表は配られなかった。児童は教室で担任と一緒に、規則正しい生活をする、時間に余裕を持って行動し、事故に気をつけるなど冬休みの注意点を確認した。 6年の角田芯太郎さんは「大みそかに祖父母といとこたちが家に来る。おすしを食べて夜までわいわいするのが楽しみ。来年は中学生なので、心構えをして頑張りたい」と話した。 県教育委員会によると、県内で23日に2学期終業式を行ったのは小学校248校のうち164校、中学校145校のうち111校。3学期の始業式は来年1月15日に集中している。