【山形】県知事選挙告示 真冬の政治決戦スタート
YTS山形テレビ
任期満了に伴う県知事選挙が告示され、現職と新人による一騎打ちが確定しました。 無投票ムードから一転、17日間にわたる「真冬の政治決戦」がスタートしました。 立候補したのは、いずれも無所属で5回目の当選を目指す現職の吉村美栄子さんと新人の金山屯さんの2人です。 吉村美栄子さんは山形市内で第一声を行い、集まった支援者を前に5期目への抱負を訴えました。 【吉村美栄子候補】「昨年の7月に発生した大災害、豪雨災害からの復旧、復興。これを一日も早く成し遂げるということが大事だと思っている。誰もが住みやすい安心安全な山形県を実現し、わくわく感のある未来をつくっていきたいと考えております。」 吉村さんは公約として子育て費用の負担軽減やデジタル技術を活用した防災力の向上、持続可能な農畜産業などを掲げています。 新人の金山屯さんはJR山形駅前で第一声に臨み、若い人に選挙への関心を持ってほしいと立候補した理由などを述べました。 【金山屯候補】「全く無関心なこの子どもたちにいまこそ政治の大切さ、君たちの一票で日本が変わる山形県が変わる。正しい政治どういうものか、いまこの日本がどういう状態にあるのかぜひ自覚してほしいと思います。それができればもう今回の出馬、価値があったなと思います。」 金山さんは、パートナーシップ宣誓制度の廃止や高速道路の安全対策の見直し、観光資源の有効活用などを訴えています。 県内の有権者数は、1月8日現在87万1787人となっています。 投票は1月26日で即日開票されます。