小錦さん、腎移植手術公表 ドナーの妻に感謝―大相撲
大相撲の元大関、小錦八十吉さん(60)が23日、神奈川県鎌倉市の病院で記者会見し、腎臓の移植手術を受けたことを公表した。 妻の千絵さん(48)から臓器提供を受けて4日に手術。無事に成功し、「クリスマスプレゼントをもらった。頑張ってもらって感謝」と語った。 腎臓の疾患が分かったのは8年前。今年になって、自覚症状が表れ始めたという。6月には仕事で訪れた米シカゴで体調を崩して入院。危険な状態だった。「食が細くなって、大好きな米も食べられなくなった。これはやばいと思った」。千絵さんの後押しもあり、移植手術を受ける決断をした。